飲食店開業にあたって必要な資金や届け出など

飲食店を開くのにあたって必要となる資金、届け出についてです。
まずは資金についてですが、大きく分けると2つあります。

1つ目がお店の物件を取得するための費用です。
敷金、礼金、仲介手数料、前家賃が必要となります。一般的なお引越しと同じです。
さらに、居抜き物件であったりすると、造作譲渡費といって内装や什器を受け継ぐのに費用が掛かることがあります。
スケルトン受け渡しの場合ではこの費用は掛かりません。

2つ目は店舗への投資資金です。
内外装工事や備品の購入などに関する費用です。
お店を営んでいくのに必要な什器を購入したり、またご自身の経営されるお店にマッチした内装にするための工事費が必要となります。

次に、届け出についてです。
個人事業主としてお店を経営するのに必要になるのが国税庁が出している「個人事業主の開業・廃業等届出書」です。
国税庁のホームページにPDFファイルがあるのでダウンロードして記入・捺印して現住所のある所轄の税務署に提出します。
現住所の税務署への提出ですが、納税地は現住所以外にも出店する住所でも大丈夫です。

そのほかには食品衛生法に関する届出、防火管理者選任届の届け出が必要です。防火責任者資格は消防署で講習を受ければどなたでも取得できます。講習期間は1~2日、費用は5~6,000円です。
深夜に営業される場合では深夜酒類提供飲食営業開始届も必要となります。

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