自社で取り扱っている商材の魅力を余すことなく伝えるためには、1つの宣伝方法のみでは不十分であるケースがほとんどです。そのため、近ごろはさまざまな広告手法を組み合わせて、包括的なアプローチを送ることが一般的になっています。とはいえ、広告手法は世の中にさまざまあるため、何を組み合わせれば効果的なアプローチになるのかさっぱり見当がつかないという場合もあるでしょう。

場合によっては、どれがいいかは感覚的にわかっていても、実際にそれを組み合わせて施策を行って得られるメリットを説明しきれない、ということもあるでしょう。予算に余裕があり、実験的な施策も推奨される環境であればミスを恐れることなく進めることができますが、ほとんどの企業ではそんな余裕はなく、すぐにでも効果の出る施策を行うことを求められています。今回は特に、比較的低予算でも広告効果を高められる組み合わせのアイデアを紹介します。

低予算広告も組み合わせ次第

皆さんは低予算で行う宣伝広告について、どのようにお考えでしょうか。「安いには安いなりの理由があり、安いからこそ効果が低いのだ」と思っていませんか？実際は組み合わせや工夫次第で大きな広告効果を得ることができます。

特におすすめしたいのは、無料で使えるSNSアカウントによるプロモーションと、比較的安価で多数の人にアプローチできるダイレクトメールです。とはいえ、この2つを直接的に結びつけることは難しいでしょう。そこでクッション的に、顧客の情報を集めるためにウェブサイトとしてキャンペーンページを設立することをおすすめします。個人情報の取扱いには十分注意する必要がありますが、紙のダイレクトメールのインパクトは強いため、強く印象に残ることでしょう。

プレゼントキャンペーンであれば、景品に同封するものになにか、ダイレクトメールまでとはいかずとも、キャンペーンに応募したことへのお礼や日頃からの愛顧への感謝などを記した文書を封入することをおすすめします。そうすることで当選者も「この企業はユーザーを大切にする企業なのだ」と感じ、親しみを感じることでしょう。

SNS、ウェブサイト、ダイレクトメールはいずれも低予算で実施しやすいことが特徴です。ひとつひとつが大きな効果をもたらすことはまれですが、組み合わせ次第で広告効果を相乗的に高められることはご理解いただけたでしょうか？

広告運用時に注意すべきこと

SNS、ウェブサイト、ダイレクトメールのうち、もっとも注意が必要なのはSNSアカウントでしょう。担当者の不用意な発言がきっかけで大きな問題になることがままあります。対岸の火事とは思わずに、いつでも起こりうるものだとして担当者には節度とモラルを持った運用をしてもらうようにしましょう。個人のアカウントと間違えないように専用端末を貸与することもおすすめです。

また、ダイレクトメールはこの中では予算が高くなりがちですが、DM関係の専門業者に依頼することで料金の大きなウエイトを占めるDM発送料金等を抑えることができます。おすすめはメールカスタマーセンター（https://mail-cc.com/dm/）です。こちらは実績が豊富であり、その経験からくる適切なアドバイスが支持される理由にもなっています。